音楽を愛するライブハウス ブンガジャン

PROLOGUE

2009年10月10日。ライブハウスBUNGAJANをオープン。
東京の“東側”の音楽文化を盛り上げることができたらと、東京の下町、台東区浅草橋にライブハウスを作ろうと決心しました。ここに掲載するのは、物件を決め、着工からオープンまでの期間、BLOGに残した記録。
BUNGAJANオープンに込めた想いを少しでも感じて頂けたら幸いです。

■2009.08.24 Monday『BUNGAJAN スタート!』
はじめまして。
水野映仁です。

僕はこれまでロックンロールを目指して音楽活動をしてきました。
20代の頃はメジャーデビューを目標にしていましたが、30代からは会社員をしながらですが、自分のために、そして僕にいろいろなことを教えてくれたロックミュージックへの恩返しが少しでもできればという思いで音楽活動を続けてきました。
現在は“Don't Trust Over 30”というバンドで活動してます。

音楽をやっている人なら誰もが一度は「自分のスタジオを持ちたい」とか「自分のライブハウスやミュージックバーをやりたい」と思ったことがあると思う。
多分に漏れず僕もそのひとりに過ぎなかった。
しかし、それを現実に向かわせるいくつかの出来事があった。

まずは、それまで勤めていたデザイン会社を辞めたこと。
大人になるということは、いろいろなことを我慢したり、妥協したり、諦めたり、守ったりすることなのかな…。
社会人として、というより会社人として、僕はそれまでしっかりと勤めてきた。
しかし、どれだけマルくなっても、譲れないものがある。
見事、会社のトップと衝突してしまった。
トップの言いなりになれない人材は必要ないという会社だったので、僕は退職に追いやられた。
それまでの努力が認められたのか、
「水野さんが独立したり会社を興したら是非仕事を頼みたい」
と言ってくれるクライアントや
「水野さんが会社興すなら一緒に働かせてもらいたいです」
と言ってくれるスタッフもいた。

会社を辞めて、これからのことを考えている時に、古くからの音楽仲間と話す機会があった。
その時に音楽に対する愛情や、音楽を続けていくことの難しさを話した。
僕は自分がそうしてほしいように、音楽を愛し、続けている人のために、何かできないか考えた。
これまでやっていたデザインの仕事を続けるか、それとも音楽に関わる仕事を始めるか、理想と現実、生活と生き甲斐の狭間で悩んでいた。
そんな時、訃報が飛び込んだ。
日本のロックの神様が本当の神様になってしまった。
心の中に響いたフレーズ
『バンドマン、歌ってよ』
僕の迷いは吹き飛んだ。

ライブハウスをやろう!と。

そしていよいよ今日からライブハウスづくりが始まる。

このBlogではこれまでの紆余曲折の道程や、内装工事の模様などを掲載していきます。

まずは、このライブハウスの名前の由来を。

・アンプのスイッチを入れる

 「ブーン」

・シールドをジャックに差し込む

 「ガッ」

・ギターを鳴らす

 「ジャーン」

初めてスタジオに入った時や、初めてライブハウスのステージに立った時、この「ブーン」「ガッ」「ジャーン」の瞬間に走ったとてつもない衝撃。
もちろんその後も何度スタジオに入っても、何度ステージに立っても、この「ブーン」「ガッ」「ジャーン」の瞬間に訪れる高揚感は言葉に言い表すことのできない思いが生まれる。
そんな初期衝動や高揚感、衝撃を大切にできるライブハウスにしたいという思いで『BUNGAJAN~ブンガジャン~』と名付けた。

■2009.08.24 Monday『物件探し』
ライブハウスをやろうと決心してから、たくさんの物件を見た。
ライブハウスをやるには、とにかく、たくさんの条件が揃わないと難しい。

いくつもの物件を見に行き、最初にイイと思ったのは神田小川町の物件だった。
こちらは先約がいたらしく、最初は内覧もさせてくれなかったのだが、その先約は数ヶ月間も契約せずにいるということで、オーナーさんが不安になっているらしく、先約有りという条件付きで内覧させてもらった。
立地は徒歩圏の駅がたくさんあり、近くに楽器屋街もあるのでとても良かった。
ある程度、話を進めたが、結局先約が決めるということで、この物件は流れた。

その次に話を進めたのは、浅草。
東京でも有数の観光地ではあるが、夜になると閑散としてしまうので、まだまだノビシロのある街だと思い、可能性を探った。
物件は、外観が洒落ていて、雰囲気も良かったのだが、話を進めていくうちに大きな問題にぶちあたった。
オーナー側の仲介不動産屋が、内装業もしているようで、自分のところで内装をやらないとダメだ、みたいな感じだった。
うちが手配した内装屋さんに現場を見せるため、鍵を開けてもらうスケジュールを調整しようと連絡すると、見せないと言い出した。
理由をこじつけてやっとの思いで、内装屋と一緒に現場を見ることができたが、その時も「早くしろ」「もう終わりにしてくれないか」などと再三妨害してきた。
その上、その不動産屋から出てきた内装の見積は、うちの予算の3倍以上の額を提示してきた。
もうここでは無理だ、と考え、契約手前でやめることにした。

次に見たのがこの浅草橋の物件だ。
ここに決めた話は次回に!
★今日のBUNGAJAN★
今日は現地で内装屋さんと打合せ。
現状はオフィス仕様なので、一度、天井と床をはがす工事から始める。
本当は今日から解体のための養生をする予定だったが、解体業者の日程がずれて明日養生することになった。

■2009.08.26 Wednesday『浅草橋の物件』
浅草橋の物件に決めた理由。

1.東東京のミュージックシーン、ミュージックカルチャーの向上をしたいと思った
2.ドリンクカウンター、受付、楽屋、防音など、ライブハウスとしての要件を満たしやすいつくり。
3.浅草橋という場所はあまり知られていないかもしれないが、秋葉原から1駅なので新宿から約15分、渋谷から約20分、中野・池袋から約25分、さらに駅から徒歩1分というアクセスの良さ。
4.浅草橋にはライブハウスが1件もないのでパイオニアになれる。
5.線路に近いので騒音による苦情も少ないと思われる。

その他にも『1階が居酒屋で打ち上げにも使えそう』だとか『向かいが餃子の王将なので出演者が出番前の食事に使える』や『小洒落たバーなどの穴場スポットもある』なども理由に入る。
なによりの理由は、そこでカッコイイバンドが演奏している姿が想像できたことだろう。
実際にライブハウスを始めるとなると、様々なものが必要となってくる。
音響機材、照明機器、イスやテーブル、その他実際に気付くまで想像できなかったものなど。
基本的には物件の契約をした後に購入するのだが、常設用のエレクトリックピアノだけ、珍しいものを見つけたので、それだけ事前に購入した。
昨日(8/25)は、客席と楽屋用のイスを購入した。
その数、110個!
集客予定によってイスやテーブルは出し入れするので、スタックできるタイプのイスを選んだので、小ぶりなものだが1個あたり1.8kg、110個で200kg弱になる。
経費削減のため自分の車で運ぶつもりだったが、実際に目にするととても車に入るものではない。
あきらめて配送してもらうことにした。
★今日のBUNGAJAN★
今日は天井と床の解体。
「あぁ、これから工事が始まるんだ」と実感させられる佇まい。

なんだかちょっとサイバーだった。
アヴァンギャルドなバーとかだったらこのままでもイケるかも、、、
危ないけどね。。。

■2009.08.28 Friday『エレクトリックピアノ』
自分ではあまり弾けないが、エレクトリックピアノの音色が好きだ。
ダニー・ハサウェイ、レイ・チャールズ、スティーヴィー・ワンダー、カーペンターズ、ビリー・ジョエル…
Fender Rhodes、Wurlitzer 200Aが有名。
自分のライブハウスにはどちらかを置きたいと思って探した。
程度の良いWurlitzer 200Aを見つけたので、購入する予定だった。
しかしWurlitzerもRhodesもメンテナンスが大変で、ライブハウスに常設するには少し難しい。
Wurlitzerは買うとして、常設用のエレピを探していたところ、ちょっと珍しいものを見つけた。
RolandがRhodesを扱っていた時期のエレピで『Roland Rhodes MK-80』というもの。
本物(fender社)のRhodesとは異なるものの、こちらもなかなか使えると判断して購入した。
キーボーディストのみなさん、是非一度試してください!
後にショックなことが起きた。。。
Wurlitzer 200Aの購入を決めていたのだが、物件が決まるまで置き場がなかったので注文せずにいたら、、、
売れてしまった。。。
地道に探し続けます。
★今日のBUNGAJAN★
今日は昨日の解体の続きと空調工事と諸々の現地打合せ。
天井を乗せていたレールを外すと、処分しやすいように電動ノコギリでカットしていた。
壊した天井と床の廃材がこちら。

そしてこちらがステージ予定の場所
ここから良い音楽を発信していきたいと思ってます!

■2009.08.28 Friday<『意外と近い秋葉原』
今日は朝からバタバタしてしまった。
早い時間に一度、工事の進捗を見に行った。
業者さんに挨拶をした後、秋葉原に機材をひとつ購入しに行った。
BUNGAJANの場所は浅草橋でも秋葉原より。
ヨドバシの建物も見ることができるので、歩いて行ってみることにした。
普通に歩いたが10分もかからずに秋葉原駅昭和通り口に到着。
お店もない倉庫街のようなところも歩くので実際よりも遠く感じるかもしれないが、10分以内なので徒歩圏内だろう。
昔、秋葉原のデザイン会社に勤めていたことがあり、お昼にお弁当でおいしい唐揚げ弁当を売っているところがあったのだが、そこの脇も通る。
秋葉原から、電車でも1駅、浅草橋で下車して徒歩1分なので近いが、気分のいい日は秋葉原から歩いてみるのもいいかもしれない。
買い物を済ませて帰宅。
少し時間をつぶして夕方にビルの管理会社との打合せのため物件へ。
打合せは30分程度で終わったが、その1時間後に内装屋さんが物件に来て打ち合わせることになっていたので、時間つぶしがてら、再度歩いて秋葉原へ。
ヨドバシを見て機材&備品探し。
ほどよく時間がつぶれたので歩いて物件まで戻る。
しばらくして内装屋さんが来たので打合せを済ませて帰宅。
★今日のBUNGAJAN★
全体的に雰囲気はあまり変わっていない。
しかしよく見るとピカピカの新しいエアコンが付いている。
今日は空調工事。

夜は墨出し。

■2009.08.31 Monday『ステージの奥から』
もう、8月も終わり。
明日から、本格的に出演者、スタッフの募集を始める予定。
さぁ、駆けろ!

いくつもの地下物件を見たが、どこも天井が低い。
この物件も特別高いわけではないので、工夫して天井高をかせいでいる。
特にステージは天井高をかせぐために施したアイデアで、既存のライブハウスとはひと味違った雰囲気に仕上がる予定。
週末の作業中、計画していたやり方だと消防法のからみで天井高が予定よりも取れなくなってしまうことが判明。
今日は内装業者さん、空調屋さんと僕とで話し合いアイデアを出し合った。
試行錯誤の結果、ある程度の高さをキープすることができそうだ。

明日からは壁に遮音素材を貼るための鉄骨が組まれる。
新設の壁以外は今ある壁はそのままで、その上に新しい壁をつける。
ステージの奥の壁、つまりプレーヤーの背面にメッセージを書いた。
ステージの壁の奥からプレーヤーに、そしてその先のオーディエンスにいつでも語りかける。
「ロックンロールし続けるんだぜ!」って。
★今日のBUNGAJAN★
土曜日は、空調工事の続きが少しあり、日曜日は廃材の処理だけだった。
日曜日の夜、現場に行くと、撤去した天井下地などがなくなったので、すっきりしていた。

■2009.09.03 Thursday『バタバタ、、、』
書きたいことがあるんだけど、オープンに向けて、昨日は消防署~現地打合せなど、今日は保健所~現地打合せなどがあり、ちょっとバタバタしてしまっている。
大切なことなので明日以降に落ち着いた状態で書きます。
★今日のBUNGAJAN★
昨日搬入された軽量鉄骨。

これが今日から組まれ始めた。
この他、水道工事や空調工事も平行して行われている。

■2009.09.06 Sunday『感謝』
10代~20代の頃、ライブハウス数カ所でアルバイトをしていた。
PAや照明のオペレートもしたことがあるが、それはシステムとしてできあがっているものをルーティンでこなす程度で、本格的なPAオペレート、照明オペレートとはほど遠い。
そもそも機械があまり得意ではない。
フリーでデザイナーをしていた時期もあるが、それまでの会社から次の会社へ移るまでの短い期間だったので、自分で事業をするのはもちろん今回が初めて。
資本も経験もノウハウも持たず、音楽を愛する気持ち、ソウル、情熱だけでライブハウスをやることになった。
何もないに等しい僕が一から始めるには、勉強しなくてはならないことが多すぎたり、経験などからでないとわからないことも多く、とてもひとりでは無茶だった。
そんな僕の思いに共感してくれてたくさんの友人が手を差し伸べてくれた。
・・・
できることならなんでも手伝いますよと言ってくれた"B"くん
遠くにいるから何もしてあげられないかもしれないけど応援するよと本気で言ってくれた"M"さん
協力は惜しまないよ、水野くんみたいな人がいてくれるライブハウスはバンドマンにとってすごくいいよねと言ってくれた"Y"さん
本気で理想のハコにしようと色々と走ってくれている"K"くん
PAのプランニングを、超多忙な中、引き受けてくれた"H"くん
できあがったら出演しますよと言ってくれた"P"さんたち
音楽業界の現場からいろいろとアドバイスしてくれた"M"さん、"S"さん
何かあったら手伝いますよ、応援してますと言ってくれた元会社の同僚"M"くん、"U"くん、"I"くんなど
・・・
大きな力を貸してくれている友人には同級生が多い。
機材、コンセプト、ブッキング、物件などあらゆる面で相談に乗ってくれてる中学時代の同級生"F"
経営者の先輩として、また熱い“音楽バカ”として様々な面でアドバイス、協力をしてくれてる高校時代の同級生"I"
税理士の立場から新規事業をおこすにあたって、わかりやすく説明してくれる中学時代の同級生"Y"
・・・
そして何より、大借金をつくって夢を追いかける僕を認めてくれてたくさんのことを助けてくれてる彼女。
たくさんの人たちに助けてもらって僕は夢の実現に向けて走ることができる。
どんな言葉を重ねても伝えきれないくらい感謝してます。

まだまだ書きたいこともあるんだけど、今日はこのへんで。。。
★今日のBUNGAJAN★
電気工事や、新たにつくる壁や天井、カウンターなどの基礎工事が進められている。

天井

ステージと楽屋を仕切る壁

PAブースの立ち上がり

受付&ドリンクカウンターの立ち上がり
少しずつカタチになってきてワクワクしてきた。

■2009.09.12 Saturday『走ってます!』
少し間があいてしまった。
このところ、昼間に動いて、夜に自宅で作業をし、明け方に限界に近づき寝て、朝は7時~8時頃には起きて、また動きだすという感じで日々過ごしていて、ブログにあてる時間をつくるのが難しかった。
たくさんの人から「ブログ楽しみにしてます」という声をもらっているのに、、、
ブログに割く時間でホームページのデザインをしていた。
さっきやっとアップした。
まだ一部準備中のところもあるけど、是非見てください!
http://bungajan.com
★今日のBUNGAJAN★
まずは9/7。
前日まで骨組みだったところに次々と遮音シートと壁材が貼られていく。

遮音の要となる防音扉が届いた。

天井は軽量鉄骨の上に給排気ダクトやエアコンなどが埋まる。

9/8。
壁に加え天井にも遮音シートと壁材が貼られていく。
入口付近で職人さんたちが作業していて、あまり奥まで入ることができなかったのでこの日撮影できたのはこの1枚。

9/9。
ステージ、ホール、楽屋、PAブースの下地はほぼ出来上がってきた。

PAブースの天井もこの後すぐに貼られた。
そしてこちらがステージ。
???
何かがあって、誰かが座ってるね。。。

この日は遮音がどのくらいできているか、仕上げをする前にチェックするため、ドラマーKAZUに来てもらった。
なんて贅沢な遮音テストだろう。
遮音テストだというのにしっかりとビートを刻んでくれたKAZUに感謝。

9/10。
この日は引き続き下地を組む作業。そして仕上げの最終確認もした。
仕上げのマテリアル表。

9/11。
下地はほぼすべて完成し、仕上げや装飾の作業に入った。
ここが楽屋。
床を貼り家具を入れれば完成する。

ホールの天井にクロスが貼られ始めた。

ステージ装飾のカナメのひとつとなる柱も建てられた。

ライブハウスをつくりはじめて、大変な作業が続いている。なんだか夢心地でフワフワしてしまっているが、PAブースになる場所からKAZUがドラムを叩いているステージを見ていると、ここが僕のライブハウスになるのがリアルに感じられた。

■2009.09.12 Saturday『Help! I need somebody. Not just anybody. You know I need someone. Help!』
基本的にはすべてのことを自分でやっている。
色々なことに追われて、できていないことがいくつかある。
ブッキングとスタッフ探しもそのうちのひとつ。
バンドマン、アーティストのみなさん、ブンガジャンでライブ、どうですか?
ライブハウスで働きたい人、ブンガジャンで一緒に“音楽を愛するライブハウス”をつくっていきませんか?

Help! I need somebody.
Not just anybody.
You know I need someone.
Help!
誰でもいいってわけじゃないけど、誰かの助けが必要なんだ。
★今日のBUNGAJAN★
これまで、内装の骨組をつくる作業が長く続いたので、見た目では進行具合がわからないことが多かったが、壁や天井にクロスが貼られていくと、次々と完成に近づいているのが実感できる。

■2009.09.15 Tuesday『オープニングキャンペーン』
※この日のブログにはオープニングキャンペーンの出演者募集要項を掲載しましたが再編集の際に割愛させて頂きました。
★今日のBUNGAJAN★
壁、天井、床の仕上げが着々と進行している。
ステージ右側

ステージ左側

ここの雰囲気スゴくいいです。アー写の撮影とかにも使えそう!実はストックヤード。

この扉の向こうでとびきりのミュージックを!

■2009.09.20 Sunday『充電切れ』
このBlogを読んでくれた人から「ワクワクしますね」という声をもらうが一番ワクワクしてるのは、もちろん僕だ。
ここ数日、朝から晩まで終日現場にいて、帰宅後、スタッフ募集へ応募してくれた方へ返信したり、出演希望をしてくれた方々の音源を聴いたりしているといつの間にか明け方になっていて、なかなかBlogの更新ができない。
内装工事もほぼ終わり、今日から音響機材の搬入も始まった。
“ワクワク”も盛り上がっているので、
なんとかBlogを更新しよう!
まともな文章は書けなくともせめて写真だけでも載せよう!
とデジカメのデータをパソコンにアップしようとしたら、デジカメの充電が切れた。。。
そういえば、毎日たくさんの撮影をしているのに、ここしばらく充電していなかった。
という訳で今日のBlogは写真が載せられない、、、
なので、ここまで。
僕も少し充電します。

■2009.09.21 Monday『恩返しします!』
もうオープンまで時間がなくなってきた。
やることは山積している。
ブンガジャンのオープンを知り、たくさんの人が僕に手を差し伸べてくれている。
工事中にも関わらず、現場にもたくさんの友人たちが足を運んでくれている。
本当にほんとうに心から感謝します。
このご恩は“音楽を愛するライブハウス”にしていくことで返します!

内装工事が一部修正箇所を残しひとまず終了した。
いよいよスタートが目の前に迫ってきた。

昨日のブログで掲載予定だった分もあわせて写真を見てください。
★今日のBUNGAJAN★
9/16。
天井などの塗装も終わった。

9/18。
150インチスクリーンの仮設置風景。

9/19。
カウンターはもったいないくらい広い。

楽屋は狭くなく、広くなく、ちょうどいいサイズかな。

ステージも幅はそこそこだけど、奥行きはけっこう広い。
今日、手伝いに来てくれたBajoka

この日は音響機材などを中心に注文したもののほとんどが届く。
まずは自宅に置いておいたピアノを搬入。

午後にはこんな状態に!!!
段ボールで50箱以上の荷物が届いた。

9/20。
以前、ブログにも書いた110脚のイスが昨日届いた。
組み立て式なので昨日も手伝ってくれたBajoka、僕の彼女のお兄さん、僕の彼女、僕の4人がかりでそれを組み立てた。

彼女が開梱→Bajokaとお兄さんが軽く組み立て→僕が電動ドライバーで仕上げる
という素晴らしい連携と数を重ねるごとに上がっていくスキルをもって素晴らしいスピードでイスができあがっていく。
連休中に終わればよしと考えていたイスの組み立てを今日1日で終わらすことができた。

■2009.09.27 Sunday『盛り上がってきたよ』
さぁ、オープンまで2週間を切った。
ラストスパートだ!

9/21。
午前中は内装工事の立ち会い。
午後はずっと2回目となるスタッフの面接。
一緒に『音楽を愛するライブハウス』をつくってくれる仲間をさがした。
みんな熱い!
ほんとは全員採用したいくらいだが、まださすがに全員雇うことはできない。。。
これから不採用の連絡をしなくてはならない人が出てくるが、彼らが悪かったわけでは決してない。

9/22。
先日遮音工事のテストのため来てくれたドラマーのKAZUが来て新しいドラムセットを組んでくれた。
ステージに組み上がったドラムセットを見ると、格段に“ライブハウスらしく”なる。

9/23。
昼間は動いて、夜は現場で雑務。

9/24~25。
僕がまだ20代の頃に働いていたライブハウスでPAエンジニアをしていた仲間ふたりと新規スタッフのひとりが、機材のセッティングに来てくれた。
あらかた機材の設置場所を決めた後、ケーブルをまわした。
24日午後から25日夜までのほとんどはケーブルづくり。
3人は黙々と作業しているが、僕は手出しできない。
申し訳ない気持ちながらも見守るしかなかった。

9/26。
最終の内装工事が早朝から行われた。
そして午後には引き渡し。
まだほんの少しだけ作業してもらうところが残っているが、長かった内装工事が終わった。
できあがってみるまでどうなるかわからなかった部分が多々あるが、できあがったら最初に掲げたイメージ、コンセプトにぴったりだった。

9/26。
スクリーン、プロジェクターの設置もできた。

9/27。
備品の買い出しのあと、現場でエントランスの照明設置などの雑務。

いろんな人たちが現場に足を運んでくれるが、みんなが認めてくれる。
間違っていなかったと思えるし、これからやっていける自信にもつながる。
自分で言うのもなんだが、いい雰囲気、いい空気感があると思う。
来た人たちで時間に余裕のある人は気付けば長居している。
落ち着けるってことかな。
『音楽を愛するライブハウス』に一歩ずつ近づいている。
★今日のBUNGAJAN★
9/25。
そして午後にはついにスピーカーから音が出た。

感動だ。。。
一気にリアルになった。
涙がこぼれそうになった時に、来客があった。
あと数秒あったら間違いなく泣いていた。

みんながケーブルをつくっている間に、僕はカウンターの壁の装飾をした。

9/26。
設置したスクリーン、プロジェクターでRock'n' Roll!

■2009.10.08 Thursday『オープン間近で!?』
ご無沙汰してます。

台風が上陸してるけど、僕も嵐のような忙しさになってきてしまった。
ただでさえオープン前で忙しいというのに、追い打ちをかける出来事が…

内装工事も終了し、音響照明機材の搬入・セッティングもすませ、消防の検査・保健所の検査も終わり営業許可も取得し、スタッフもいい人たちに巡り会え

さぁ!あとはオープンに向けて準備だ!

と思っていた。

一度、バンドで音を出してテストもしたかったので、4日の日に自分のバンドのリハーサルをブンガジャンでやってみた。
すると…
散々でした。
僕の求めている中音(ステージ上の音)とは、ほど遠い仕上がりだった。
さらに外音(客席に流れる音)も、少しLowが足りなかった。

まず、外音の話。
スピーカー自体はパワーもあるので、決してLowの物足りなさは感じないが、スピーカーをステージに直置きのままだと、オーディエンスの耳の位置から外れてしまい、本来の音が聞こえずらい。
ブロックなどでスピーカーの高さを上げることも考えたが、それなりの高さが必要になるため、いろいろと考えた結果、ローボックスを追加することにした。
これでほぼ解決することができるだろう。

問題の中音は、床、壁、天井にデッドニングを施さなくてはならない。
天井は余分な反射を防ぐため布を垂らすことにし、壁には余分な振動をなくすためゴムマットを貼ることにした。
床が鳴ってしまっているのは、応急処置では根本的な解決が見込めないため、内装屋さんに無理を言って、床を一度剥がし、床の下にグラスウールを詰めてもらうことにした。
しかし、その工事が10/9、つまりオープン前日の着工になってしまった。
やむなく、今日(10/7)の作業を終えた後に、一度セッティングしたステージまわりの機材をすべてバラし、ステージの上からすべてのものを下ろしてある。

そんな中、今日はステージの楽器のチューニング、調整をしてもらった。
ドラムのチューニングは6時間以上かけてレコーディングにも十分使える音になった。
ギターアンプ、ベースアンプも真空管を交換したり、アンプのハード部分のチューニングをし、格段にイイ音がするようになった。
しっかりとしたPLAYで鳴らされたので、ステージまわりの嫌な音や、ホール全体のかたさも大分なくなってきた。
まだまだ音を良くするために、ライブハウス自体を育てていかなくてはならいことを痛感した。

仕上がってきている部分も多いが、オープン前日の工事という難関も待っている。
オープン前、最後の試練だ。

ちなみに“嵐のような忙しさ”と“浮上した問題への対応”に追われ、写真を撮るスキもなかったので、載せられる写真もない、、、

■2009.10.10 Saturday『いよいよオープン!』
Keep on Rock'n'Roll!




■編集後記

さて、こうしてオープンした“BUNGAJAN”。どのような仕上がりになったのかは実際に見て頂けたら幸いです。
今回、この記事を再編集するにあたり、しっかりと時系列に沿って再編集したり、もう少し物語的に“読み物”として耐えられるようにしたりすることも考えたが、極力当時のままに掲載することにした。この方が時間がなくて毎日書くことができなかった様子や、限られた予算、限られた時間の中で右往左往する様がわかってもらえるかな、と思ったから。
ここまでの乱文を最後まで読んでくださり、さらに何が書いてあるかわからない『編集後記』まで読んでくださっている皆様に特別に“ぶっちゃけ”ますと、、、
よく人から「何かで成功されて始めたんですか?」とか「気楽にこんなこと(好きなこと)ができてイイですね!」など、まるで“道楽”でやっていると思われているようなことを言われることがある。
とんでもない!命懸けです!必死です!
僕に資産があるわけでもなく、親会社があるわけでもなく、スポンサーがいるわけでもない!
ただ、ただ、音楽が好き!それだけで始めてしまった。
だからわからないこと、できないことも多く、毎日続けていくために紆余曲折、四苦八苦してる。
BUNGAJANはまだまだ完成してません。
本当に“音楽を愛するライブハウス”にするために今後も一生懸命がんばります!
是非、応援してください!
よろしくお願いします。
今度、これらの記事を再編集するのは、BUNGAJANを本当に“音楽を愛するライブハウス”として成功させた時かな…。

2010年某日